Record China 2019年4月2日(火) 17時0分
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ロシア・イタルタス通信は3月28日、「中国人は何でも食べるというのは本当か」について分析する記事を掲載した。資料写真。
ロシア・イタルタス通信は3月28日、「中国人は何でも食べるというのは本当か」について分析する記事を掲載した。4月1日付で中国メディアの参考消息が伝えた。
記事は、イタルタス通信北京支局のアンドレイ・キリロフ首席記者によるもの。まず、「多くのロシア人は中国に興味を持っており、中国に関するうわさを信じ切っている人も多い。しかし、事実は人々が考えていることとは違う」と指摘。その一つに「空を飛ぶもの、地上を走るもの、水の中を泳ぐものなら、中国人は何でも食べるというのは本当か」とのうわさがあるとした。
キリロフ氏は、こうしたうわさについて「事実の側面から全体を説明して誤った結論を引き出すようなもの」と指摘。「例えば、中国人は確かに昆虫を食べる。私も北京で、カイコのサナギやサソリの揚げ物を食べたことがあり、ビールによく合うと思った」としている。そして、「もし心理的に虫を食べることが受け入れられないなら、臭豆腐(中国や台湾などで食べられている強い臭いを放つ食品)を食べてみることを薦める。臭いをかいだ感じは臭いが、食べた感じはとても香ばしい」としている。
一方で、「チーズなどは多くの中国人の口には合わない。乳製品は中国の食卓ではヨーグルトの形で現れる」と紹介。「30年前にロシア人は『中国人の胃は牛乳を消化できる酵素がないため、中国人が生乳を1杯飲むと死んでしまう』というのを聞いたことがある。これはうわさに過ぎず、中国人の中には胃が不快になる人もいるが、死ぬことはない」と説明した。
このほか、同氏は「キャビアなど一部の食品は、多くの中国人は食べないが、中国東北部ではキャビアを使用した前菜があり、地元の白酒を飲むとその味は最高だ」と紹介している。
これに対し、中国のネットユーザーから「弁明する必要はない。確かに中国人は何でも食べる」「同類以外は何でも食べるのだから、誤解ではない」といった声や、「中国の豊富な食文化は、多様な文化に由来しているが、飢餓に由来しているとも言える」などのコメントが寄せられた。(翻訳・編集/山中)
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