中国消費者のネット購入頻度は欧州の4倍―英会計事務所

Record China    2012年4月3日(火) 17時39分

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29日、上海市で発表されたある調査報告によると、中国の消費者のインターネットショッピングの頻度は欧州の4倍、米国と英国の約2倍に上る。

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2012年3月29日、中国新聞社によると、上海市で発表されたある調査報告から、中国の消費者のインターネットショッピングの頻度は欧州の4倍、米国英国の約2倍に上ることが分かった。人民網日本語版が伝えた。

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同調査で週に1度以上ネットで買い物していると答えた人の割合は、中国本土は約70%に上り、米国と英国は約40%、オランダ、フランス、スイスは約20%だった。中国ではネット利用者の80%が自分のことを「経験が豊富」であり、世界の平均水準を上回るとみなしているという。

同調査はプライスウォーターハウスクーパース(PwC)が行ったもので、世界各地からインターネットで7005件のサンプルを集め、3大陸・8市場のネットショッピング利用者の習慣や嗜好を図面で明らかにした。8市場とは、米国、中国本土、香港、ドイツ、フランス、英国、スイス、オランダ。うち中国本土の回答者は27都市の905人を超える。

同調査でわかったあることが注目を集めた。それはネットショッピング利用者が自身の消費能力について述べた部分で、多くの回答者が自分はネットでの情報収集や商品購入に長けていると考えていることだった。回答者の69%がこうした点について自分は「自信がある」または「経験が豊富」だとし、中国本土では「経験が豊富」とした人の割合は86%に達した。

同調査によると、中国の消費者がネットショッピングで衣類、靴類、書籍、音楽、映画を購入する割合は約60−65%に達し、他の市場ではこの割合は約35−45%にとどまる。中国本土の回答者は60%があちこちの小売店舗をめぐり、ブランド企業から直接商品を購入するが、この割合が英国では36%、ドイツでは31%にとどまった。

また、携帯電話の普及とモバイルインターネットの発展がブロードバンド設備の設置ペースを上回っていることから、携帯電話を通じたネットショッピングが中国本土でもますます人気を集めているという。(編集/TF)

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