Record China 2012年4月3日(火) 8時47分
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31日、米国が抱える外交上の6つの試練について、米紙が報じた。写真は中国と国交を樹立した国。建国60年で171カ国に上った。
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2012年3月31日、米紙クリスチャン・サイエンス・モニターは、米国が抱える外交上の6つの試練について報じた。1日付で環球網が伝えた。
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記事は、次期大統領が現職のオバマ大統領でも、共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事でも、中国、ロシア、アラブ世界、イラン、北朝鮮、パキスタンの6カ国・地域が米国にとって外交上の試練になっていると指摘する。
1、中国―目覚ましい経済発展により、米国の「世界のリーダー」の座が危うくなっている。海軍の巡回水域も拡大を続けており、米国の制海権まで脅かされそうな勢い。
2、ロシア―対米強硬派のプーチン氏が大統領に当選。今後4年間はシリア情勢やイランの核問題で、協力を求めていくことになるだろう。
3、アラブ世界―この地域を激震させた政変の数々を米国は理解できるだろうか。次期大統領はこの地域に言論の自由、自由選挙、司法権の独立を呼び掛けていくべきだ。
4、イラン―今後4年間、誰が大統領になっても米国にとっての「時限爆弾」であることは間違いない。イランに対する非軍事圧力を強化し、核開発を阻止していくしかないだろう。
5、北朝鮮―新指導者・金正恩(キム・ジョンウン)氏がうそ偽りなく誠実に好戦的な考え方を捨て、米国の食糧支援を得るつもりがあるかどうか、次の大統領は良く見極める必要がある。
6、パキスタン―国際社会の経済援助が必要なパキスタンに対し、米国はいつでも巨額の援助をする準備がある。ただし、テロ対策への協力が不可欠だ。(翻訳・編集/NN)
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