最大の映画撮影所、エキストラを一斉身分調査=潜伏犯の摘発目的で―中国

Record China    2012年4月5日(木) 8時29分

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2日、現代金報によると、中国最大の映画撮影所である浙江省金華市の横店影視城で、エキストラ俳優の一斉身分調査が行われた。俳優として潜伏する逃亡犯検挙が目的という。写真は横店影視城のエキストラたち。

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2012年4月2日、現代金報によると、中国最大の映画撮影所である浙江省金華市の横店影視城で、エキストラ俳優の一斉身分調査が行われた。俳優として潜伏する逃亡犯検挙が目的という。

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同影視城は昨年、撮影チーム約150組、エキストラのべ25万人、契約俳優のべ3万人を受け入れた。俳優志望者は全国から集まり、入れ替わりも激しいために通称“横漂(横店放浪者)”と呼ばれる。同影視城では昨年末、10数年以上前の強盗事件で指名手配された容疑者が俳優として潜伏していたことが発覚。この人物はこれまでテレビドラマ30本以上に出演していたが、当局関係者の目に止まり逮捕されて話題となった。

同影視城は、敷地内に明・清代の庭園、秦代の王宮のセットが作られるなど、中国最大の映画・ドラマ撮影拠点として知られる。一攫千金を夢見て全国から俳優志望者が集まり、下は20歳から上は60歳まで、1日40〜200元(約520〜2600円)ほどの報酬でさまざまな端役を演じている。登録俳優だけで6000人以上いるが、年1000人ほど入れ替わるため、犯罪者の潜伏には絶好の場所となっているという。(翻訳・編集/AA)

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