Record China 2018年5月17日(木) 19時50分
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米朝首脳会談の動向を予測する記事を香港紙が掲載した。米朝首脳会談が決裂した場合、北朝鮮は中国に泣きつく可能性が高いと予想している。資料写真。
2018年5月16日、米華字メディア・多維新聞によると、米朝首脳会談の動向を予測する記事を香港紙・明報が掲載した。
米国のトランプ大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長による米朝首脳会談が6月12日にシンガポールで開催されることになっているが、その話し合いが決裂に終わる可能性もある。
記事は「その場合、トランプ大統領が中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席と会見することはないだろうが、金正恩委員長が習主席と会見し、救いを求める可能性は高い」と指摘。
トランプ大統領と習主席が会見する可能性が低い理由は、6月9日に青島で上海協力機構首脳会議が開催されることになっており、習主席は十分な時間が取れないためだという。
米中首脳会談は中国国内や11月のパプアニューギニアAPECサミット、アルゼンチンG20サミットなどその後も行う可能性はいくつもあるが、実現させるには米朝首脳会談で何らかの成果を上げることに加え、米中貿易戦争で重大な進展あるいは一定の段階的成果が必要だと記事は指摘している。(翻訳・編集/岡田)
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