Record China 2012年4月7日(土) 19時6分
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5日、中国がネパールとの関係強化を図るため、チベット鉄道の延長や水力発電所の建設計画などを推進しており、これに対しインドが危機感を持っているという。写真はチベット鉄道。
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2012年4月5日、環球時報(電子版)によると、中国がネパールとの関係強化を図るため、チベット鉄道の延長や水力発電所の建設計画などを推進しており、これに対しインドが危機感を持っている。
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インド紙ザ・タイムズ・オブ・インディアによると、中国はネパールとの関係強化を図っており、両国は双方の貿易促進や将来的に中国国内の青蔵鉄道(チベット鉄道。チベット自治区のラサと青海省西寧を結ぶ路線)をネパール国内まで延長する計画について協議した。中国にとってネパールは、チベット分離主義者がチベット自治区から国外へ逃亡するルートになっているだけでなく、インドに対しても戦略的な意義を持っている。
インドのジャワハルラール・ネルー大学のコンダパリ教授は「中国はネパール国境に多数の検問所を設置しているだけでなく、さらに新たな検問所の開設準備をしており、ネパールの合意を待っている段階だ。インドは中国が軍事的な攻撃の意図を持っていると認識している」と話している。
また、BBCは2日、ネパール政府が中国長江三峡集団公司に対し、投資総額16億ドル(約1315億円)の水力発電所の建設を許可したと報じた。報道によると、ネパール政府は今年2月、長江三峡集団と同国西北部に発電規模750MWの水力発電所建設について調印したという。(翻訳・編集/HA)
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