Record China 2012年4月7日(土) 8時31分
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5日、中国江蘇省南通市郊外に住む男性が「息子が脳性まひになったのは、自宅近くのゴミ焼却場のせいだ」として、環境保護部(省)を提訴する準備をしている。写真は江蘇省南通市如東県のゴミ焼却発電所。
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2012年4月5日、中国江蘇省南通市郊外に住む男性が「息子が脳性まひになったのは、自宅近くのゴミ焼却場のせいだ」として、環境保護部(省)を提訴する準備をしている。英BBC中国語版ウェブサイトが伝えた。
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訴えを起こそうとしているのは、同市海安県に住む謝勇(シエ・ヨン)さん。謝さんには脳性まひとてんかんを患っている4歳の息子がいるが、「すべては自宅から200メートルのところにあるゴミ焼却場のせい。焼却場から排出される有害物質が息子をこんな目に遭わせた」と怒りを爆発させている。
謝さんは2010年6月、地元裁判所で焼却場を相手取った訴訟を起こしたが、証拠不十分で敗訴となった。その後、地元の環境保護局に焼却場から排出される焼却灰などに関するデータの提供を求めたが拒否され、環境保護部にも願い出たが、「地元環境局の管轄だ」と門前払いを食らった。
そこで、謝さんは「正義を貫くには環境保護部を訴えるしかない」と決意した。同部はこれに対し、今のところ何のコメントも発表していない。一方、地元・海安県の環境保護局はデータを提供しない理由について、「商業秘密が漏えいする恐れがあるため、ほんのわずかしか発表できない」と説明している。(翻訳・編集/NN)
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