Record China 2012年4月7日(土) 6時39分
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5日、日本政府は新たな「観光立国推進基本計画」を策定し、16年までに訪日外国人数を年間1800万人に引き上げる目標を示した。今年は中国から180万人を呼び込みたい考えだ。写真は秋田県の温泉。
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2012年4月5日、中文導報によると、日本政府は3月30日、新たな「観光立国推進基本計画」を策定し、16年までに訪日外国人数を年間1800万人に引き上げる目標を示した。今年の外国人誘致目標は過去最高の900万人以上。東日本大震災の被災地を訪問する中国人観光客を対象に、有効期間内なら何回も出入国できる数次査証(ビザ)発行を検討し、中国から180万人を呼び込みたい考えだ。
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同計画では観光収入30兆円を目標に掲げている。中でも中国は重点誘致対象で、昨年7月には沖縄県を訪問する中国人観光客に数次ビザの発給を認めている。前田武志国土交通相は今年の外国人誘致目標900万人のうち、中国本土から180万人、台湾から150万人、香港から57万人、韓国から200万人と設定。今後は中国など海外で観光キャンペーンを推進するほか、国際会議の日本開催も積極的に呼び掛ける。
日本を訪れる中国人観光客は、昨年9月以降徐々に増えている。同11月の訪日中国人観光客は同期過去最高の約9万2300人。通年では約104万3500人に達した。今年1月も前年同月比で4割近く増の13万8400人だった。今年は日中国交正常化40周年で、両国政府はさまざまな記念イベントを計画している。(翻訳・編集/AA)
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