Record China 2012年4月10日(火) 14時37分
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7日、北京の伝統的な集合住宅が連なる胡同(フートン)と呼ばれる地区が、都市再開発計画によって次々と取り壊され、過去の遺産になりつつある。中国を代表する文豪・魯迅が住まいとしていた「84号院」もこれに含まれている。
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2012年4月7日、北京の伝統的な集合住宅が連なる胡同(フートン)と呼ばれる地区が、都市再開発計画によって次々と取り壊され、過去の遺産になりつつある。チャイナフォトプレスの報道。
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元代に起源し、もっとも古い胡同と考えられている「咸宜坊」地区は、胡同のルーツとも呼ばれている場所。ここに属する磚塔胡同、三道柵欄小珠簾胡同もすでに取り壊しがはじまっている。磚塔胡同には中国を代表する文豪・魯迅が住まいとしていた「84号院」が含まれている。これまで何度も取り壊し反対運動が行われたこの地区だが、“危改(老朽化などで崩壊の危険をはらむ家屋の取り壊し・再建)”プロジェクトから逃れることはできなかった。
かつて北京市内に数千カ所あった胡同は現在、数百カ所にまで数を減らしている。北京の建築・歴史・文化を体現していた胡同はすさまじいスピードで消失していく。(翻訳・編集/愛玉)
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