金正恩氏の態度豹変は中国の影響なのか?中国外交部の回答は…

Record China    2018年5月24日(木) 13時0分

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23日、中国外交部は、北朝鮮の金正恩氏が対中姿勢を再び強硬化した背景に中国の存在があるとトランプ米大統領が暗示したことに対するコメントを出した。

2018年5月23日、中国外交部は、北朝鮮金正恩(キム・ジョンウン)氏が対中姿勢を再び強硬化した背景に中国の存在があるとトランプ米大統領が暗示したことに対するコメントを出した。

同部の陸慷(ルー・カン)報道官は23日の定例記者会見で「トランプ大統領は昨日、中国の影響によって金氏が来月の米朝首脳会談前に米韓に対し、より強硬な態度に出ているとの考えを暗に示した。中国政府はこの件についてどう考えるか。北朝鮮側にこういった影響を与えたのか」との質問を受けた。

この質問に対し、陸報道官は「関連報道に注視している。われわれは再三にわたり、わが国が朝鮮半島問題において対話を促し続けて、ポジティブな役割のみ発揮してきたことを指摘している。現在、朝鮮半島の政治問題は解決に向けた貴重なチャンスを迎えており、われわれは各方面、特に米朝双方がチャンスを生かし、共に歩んで問題解決を図ることを望む。そして、米朝首脳会談が無事行われ、前向きな成果を得ることに期待している」と回答した。

また、来月12日にシンガポールでの開催が予定されている米朝首脳会談について「中国として、米朝両国が会談前の準備期間および会談中にどんな立場をとるべきだと認識しているか。中国は米朝直接対話の促進に向けてどんな役割を発揮していくか」との質問に対しても、「米朝双方は引き続き会談に向けた準備を進めている」とした上で、同じ回答を繰り返した。(翻訳・編集/川尻

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