Record China 2018年5月24日(木) 17時0分
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23日、米華字メディア・多維新聞によると、中国の学者が台湾問題の解決策について「武力統一か平和統一のどちらかだけ」と持論を展開した。資料写真。
2018年5月23日、米華字メディア・多維新聞によると、清華大学台湾研究院の巫永平(ウー・ヨンピン)副院長は中国と台湾の問題について、「将来は『統一』しかない」と主張した。
記事は、香港メディア・香港01の5月21日号に掲載された巫副院長の文章を紹介。巫副院長は、「中国の現代化改革において台湾問題はほんの小さな一部にすぎないが、決して無視できない部分でもある。中華民族の復興は、中国と台湾の統一と切り離せないからだ。統一にはタイムスケジュールがある。ただ政府が言及していないだけだ」と説明した。
さらに、「台湾の住民たちは、『中国との統一』、『独立』、『現状維持』の3つが選択できると思っているがこれは間違いだ。将来的な結末は統一しかない。彼らに選択肢はなく、あるのは武力による統一と平和的な統一のみであることを認識させるべき」との考えを示し、「『一国二制度』を望むのか、それとも『一国一制度』を望むのか、という方法で指導していかなければならない」とした。
記事によると、巫副院長は最後に、「台湾人の統一に対する気持ちが最も肝心なところであり、元々は大陸を軽んじていたが、現在は段々と重視するようになった。後になって段々と受け入れるなど、統一の条件も変化している」とし、「若い世代の台湾人に対し『中国は台湾より発展が遅れている』という考え方を逆転させることができれば、統一はよりスムーズに進むだろう」と述べた。(翻訳・編集/山口)
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