Record China 2012年4月12日(木) 11時5分
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11日、ロシア紙イズベスチアは、北朝鮮のミサイル発射によって最も打撃を被るのは中国だと評した。ミサイル防衛システムのテストを行う日本や国民の不満をそらす機会とした韓国と比べ、中国は最大のダメージを負ったという。資料図。
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2012年4月11日、ロシア紙イズベスチアは、北朝鮮のミサイル発射によって最も打撃を被るのは中国だと評した。環球時報が伝えた。
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北朝鮮が人工衛星打ち上げと主張するミサイル発射問題について日韓政府は批判を強めている。もっとも単なる北朝鮮批判だけが狙いではないと専門家は分析する。日本は中国の脅威に抵抗するミサイル防御システムのテスト、韓国は国民の不満をそらす狙いがあるという。また米国にとっては中国近隣にミサイル防衛網を整備する最良の口実となった。
日韓政府が北朝鮮のミサイル問題を利用している一方、最大の不利益を被っているのが中国。「北朝鮮に最も友好的な国」として日米韓からミサイル発射中止の圧力を求められている。
もっとも中国が北朝鮮のすべてをコントロールできるわけではない。9日付ロイターは北京ではやっているこんなジョークを報じている。
北朝鮮からミサイル発射の意向を伝えられた中国政府。「いつ発射予定だ?」と聞くと、返事は「10、9、8、7、6……」というカウントダウンだった、というもの。北朝鮮に振り回される中国という構図をよく表している。(翻訳・編集/KT)
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