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韓国の文在寅大統領が21-24日の日程で米国を訪問し、トランプ大統領と会談したが、トランプ大統領が発した一言が韓国で波紋を呼んでいる。資料写真。
2018年5月24日、環球網によると、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が21-24日の日程で米国を訪問し、トランプ大統領と会談したが、トランプ大統領が発した一言が韓国で波紋を呼んでいるという。
22日の共同記者会見で、北朝鮮が態度を硬化したことに関する質問に文大統領が韓国語で答えたところ、トランプ大統領が「通訳しなくていい。もう聞いたことだからだ」と発言したことに韓国のメディアが「外交上の礼節を欠いている」と反発した。
韓国紙・中央日報は「36分にわたる共同会見で文大統領が発言する機会は2回だけ。文大統領はそっちのけにされ、まるでトランプ大統領の個人ショーのようだった」とし、トランプ大統領の発言について「誰であっても非礼に感じたはずだ」と報じた。
こうしたメディアの強い反発に、韓国大統領府が打ち消しに動いた。韓国・聯合ニュースによると、大統領府関係者は24日、「外交上の礼節を欠いたとするのはトランプ大統領の発言を誤解しているから」と指摘した。大統領府関係者は、「トランプ大統領の発言は『文大統領の話はいい内容だと知っているから、わざわざ訳さなくてもわかる』という意味で、会談の場も和やかなものだった」とし、「『文在寅の言うことは訳す必要もない』という意味に取るのは正しくない」と述べたという。
なお、環球網は「トランプ大統領の一言が韓国メディアのガラスのハートに触れた」と伝えている。(翻訳・編集/岡田)
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