Record China 2018年5月25日(金) 22時30分
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25日、環球時報は「重大なシンボル的事件」と銘打ち、中国の空母・遼寧号が夜間の離着艦訓練に成功したと伝えた。
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2018年5月25日、環球時報は「重大なシンボル的事件」と銘打ち、中国の空母・遼寧号が夜間の離着艦訓練に成功したと伝えた。
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記事は、「中国中央テレビ(CCTV)の番組で24日、遼寧号が夜間離着艦訓練を行ったことが報じられた」と紹介。これは、空母艦載機が夜間離着艦能力を有していることを、政府系メディアが初めて対外的に明らかにしたものだという。
記事は、「この1年間で、空母艦隊は難関を乗り越え、艦載機の離着艦を昼間から夜間へ、単機から編隊へ、技術から戦術へと多くの成果を上げてきた。艦載機のパイロットおよび空母の誘導員に資質があることを証明した」と伝えた。
専門家の李傑(リー・ジエ)氏は、「夜間離着艦能力を有していることは、真の意味で合格とされるパイロットになったことを意味しており、これは遼寧号が全天候型の作戦能力を有したことを示していて、実戦化能力の形成において重要な一歩となった」と分析した。
記事は、夜間の離着艦がいかに難しく危険の伴うことであるかを強調した上で、「最も重要なのはパイロットの心理的障害を克服することだ」と李傑氏が指摘したことを紹介。同氏は「夜間離着艦に成功したのはパイロット1人だけではなく、少なくとも4、5人はいるはずだ」と説明したほか、「世界でも米国、ロシア、フランス、英国だけが艦載機の夜間離着艦技術を持っており、今や中国もそのうちの1つとなった」と自賛した。
李傑氏はまた、今後の課題として「複雑な気象条件の中でも夜間離着艦訓練を行うことや、夜間離着艦ができるパイロットの数を増やすことも重要だ」としている。(翻訳・編集/山中)
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