中国の高齢化対策に学ぶべき、長期計画で高齢者受け入れ場所の整備を―豪紙

Record China    2018年5月28日(月) 6時20分

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26日、豪紙シドニー・モーニング・ヘラルドは、中国の高齢化社会の進行と対策について「われわれも学ぶところがある」とする記事を掲載した。写真はブリスベン交響楽団の北京公演。

2018年5月26日、豪紙シドニー・モーニング・ヘラルドは、中国の高齢化社会の進行と対策について「われわれも学ぶところがある」とする記事を掲載した。星島環球網が伝えた。

中国の60歳以上の高齢者は、総人口の16%に達している。オーストラリアは21%で、ともに日本のように急速な高齢化社会に直面するだろう。国として衰退していくのだ。

しかし、中国の高齢化対策には学ぶべきところがある。北京のある不動産業者は現在、首都近郊に人口80万人が暮らせる「村」を建設している。居住者の大半は80歳以上で認知症を患った高齢者だ。この不動産業者は現在、オーストラリアにも土地を探しており、人口2万人程度の「高齢者村」を作る計画だ。北京の「村」に住む人たちが、オーストラリアで休暇を過ごせるよう配慮したものだ。

オーストラリアも核家族化が進み、昔のように老人を家族がみられる時代ではなくなった。中国のように長期計画で高齢者を受け入れる場所を整備し、社会や経済にも貢献できる仕組みを作るべきではないだろうか。(翻訳・編集/大宮)

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