Record China 2018年5月28日(月) 8時30分
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英BBCは23日、中国語が国際共通語として存在感を高めていると伝えた。資料写真。
2018年5月26日、中国メディアの参考消息網によると、英BBCは23日、中国語が国際共通語として存在感を高めていると伝えた。
記事は「英語は世界で最も広く使われている言語で、世界経済フォーラム(WEF)の試算では、世界全体で15億人が英語を話している」とし、「学習人口や習得者が特に多いのが中国で、3億5000万人もの人が英語について一定の理解が可能だ」と伝えた。
その一方で、「そうした共通語としての英語の国際的地位が脅かされつつある」と指摘。その原因の一つは技術革新にあるとし、「機械翻訳の水準が向上したことで、学習せずとも英語を翻訳あるいは音声認識を通じて通訳させることが可能になってきている」とした。
また「広く使用されることによって多種多様な方言が生まれていることも、共通語としての英語の国際的地位を脅かす一因となっている」とも指摘。特に南米はスペイン語を母語とする人が多いが、そうした人々の間ではスペイン語と英語の混成言語「スパングリッシュ」が存在することを紹介した。
その上で記事は「中国の台頭によって中国語の学習者が世界的に増えており、新たな国際共通語になりつつあることも影響している」と指摘。「アフリカではサハラ砂漠より南側の地域では英語よりも中国語のほうが人気となっており、米国でも中国語の学習者は増え続けている」と伝えている。(翻訳・編集/岡田)
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