薄煕来氏の罪状は汚職、殺人事件関与、中央への挑戦=死刑の可能性も―米華字メディア

Record China    2012年4月14日(土) 13時16分

拡大

13日、米華字ニュースサイト・多維新聞は、更迭された薄煕来・前重慶市委書記が死刑になる可能性があると報じた。汚職、殺人事件への関与、そして中央政府への挑戦という罪状が固まっているという。写真は11年3月、両会に出席した薄煕来氏。

(1 / 8 枚)

2012年4月13日、米華字ニュースサイト・多維新聞は、更迭された薄煕来(ボー・シーライ)前重慶市委書記が死刑になる可能性があると報じた。

その他の写真

薄煕来問題に直接関わる関係者が伝えた情報によると、「極めて悪辣(あくらつ)な汚職問題、重大な刑事事件、中国共産党中央執行部に挑戦し地方に独立王国を築いた」という罪状で固められつつあるという。すでに海外に多額の資産を保有していたことが明らかになっており、中華人民共和国史上最大の汚職事件になる可能性もある。

汚職問題、そして英国人ビジネスマン殺害に関しては罪状となることは確定的だが、中央執行部に挑戦したという政治路線闘争についてはまだ流動的だという。直轄市トップという肩書きからしても、政治路線闘争というほどの格ではないという反対意見もあるためだ。

とはいえ、内部関係者の証言に従えば、薄氏は中国初の死刑となる政治局委員になる可能性もでてきた。薄氏の処分が今秋の中国共産党第18回全国代表大会にどのような影響を与えるのか、中国政界にどのような波紋をもたらすのか、今後が注目される。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携