中国・環球時報は26日、「東南アジアのタイを訪れた中国人観光客に『カタツムリクリーム』が大人気」とする記事を掲載した。中国人客の購買意欲をそそっているのはインターネット上の「評価」だ。

タイは中国で人気の高い海外旅行先で、今年は約1100万人の中国人観光客が訪れると期待されている。記事によると、タイ当局は「1人当たりの平均消費額は以前より増えた」とのデータを発表。化粧品にも多くのお金が使われており、21歳の中国人女性は「ネットでカタツムリクリームのレビューを見て私も試してみたいと思いました」とコメント、別の女性客からも「あるブロガーが『使いやすくて値段も手ごろ』と言っていたので…」との声が寄せられている。

記事はまた、「美容に詳しいブロガーからの高評価で販売量が伸びた」というメーカー側のコメントも紹介。同社責任者は「中国と東南アジアの観光客が売り上げに占める割合は15％」と見ており、20％の増収目標実現に期待を示したという。（提供/Bridge・編集/Asada）