歴史問題では争っているけれど…韓国が日本との交流活性化に向け作業部会を発足=韓国ネットの反応は…

Record China    2018年5月28日(月) 22時30分

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2018年5月28日、韓国・イーデイリーなどによると、韓国外交部が「韓日文化・人的交流 活性化TF」を立ち上げた。資料写真。

2018年5月28日、韓国・イーデイリーなどによると、韓国外交部が「韓日文化・人的交流 活性化TF(タスクフォース、作業部会)」を立ち上げた。

同TFは1998年に当時の小渕恵三首相と金大中(キム・デジュン)大統領が「日韓共同宣言」を発表して20年がたったことを記念して発足された。日韓関係の未来志向の発展に向けて文化、人的交流を拡大させることを目的としている。日韓は3月と4月に開かれた外相会談で、同TFの発足に合意していた。

韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相は28日、ソウルで開かれた発足式で「過去の歴史問題には原則どおり対応するが、人的・文化的交流は活性化させるべき。日韓国民の友好関係が深まることを期待している」と話した。また、「学界、関連機関、放送局、総合エンタメ会社など多様な分野の民間人が参加しているため、斬新かつ実質的な案を考え出してほしい」と訴えたという。

発足式後に開かれた第1次会議では、TFの運営案や今後の推進計画などが話し合われた。TFは今後2カ月間活動し、日韓両国の文化・人的交流の活性化案をまとめる方針とのこと。

これについて、韓国のネットユーザーからは「日本を警戒しつつも、交流は活性化させるべき」「いい動きだ。政治と文化交流は別に考えよう」「お互いへの理解を深めることが歴史問題の早期解決につながる。少しずつ前に進もう」など、TF発足に肯定的な意見が寄せられている。

一方で「慰安婦問題への謝罪もまだなのに?」「交流が深まることで歴史問題がうやむやになることだけは避けなければならない」と指摘する声や、「交流と同時に、日本に過去の歴史に対する謝罪と反省、賠償、教育などの強く求めるべき」と主張する声も上がっている。(翻訳・編集/堂本

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