The World Video 2018年5月29日(火) 18時40分
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中国で「精神日本人(精日)」への批判が厳しくなっており、5月28日には旧日本軍の軍服風の衣装で結婚式に参加した天津市の男性が公開謝罪する騒動が起きた。
精日とは、日本を礼賛し日中戦争時代の日本軍の軍服などを着て楽しむ一部の人を指し、若者が多いのが特徴。近年こうした人の行動を問題視する傾向になっており、同月1日からは、旧日本軍などによる侵略を美化する行為を禁じる「英雄烈士保護法」が施行された。旧日本軍兵士のコスプレを楽しんだりすると、刑事処分が科されることもある。
今回の騒動では、旧日本軍風の衣装を身にまとい、バイクにまたがる男性が親指を立てる姿が問題視され、ネットで批判が殺到した。当事者の男性は取材に対し、「知り合いが抗日ドラマを撮影するため、私のコレクションであるバイクを貸すことになった。他の人に愛車を扱ってほしくなかったため、27日に私もエキストラとして参加した。その途中で知り合いが当日結婚式を挙げることを知り、参加することになったのだが、着替える時間がなくエキストラの衣装を着たまま参加した」と説明。当日は友人らが面白半分で彼を撮影し、その映像がネットで広まり、批判されることとなった。
さらに、「私は精日ではない。10代に2年間の兵役を経験したことがある。中国を愛している。自分の行為を反省している」と謝罪している。男性は28日に掲載した謝罪動画でも経緯を説明し、「誤解だった。もうののしらないでほしい」と語っている。(翻訳・編集/内山)
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