テレビで「中国は洗脳が好き」、台湾の青年が謝罪に追い込まれる―中国メディア

Record China    2018年5月30日(水) 6時30分

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29日、観察者網によると、台湾のテレビ番組に出演した青年が、「不適切な発言」によって謝罪に追い込まれた。資料写真。

2018年5月29日、観察者網によると、台湾のテレビ番組に出演した青年が、「不適切な発言」によって謝罪に追い込まれた。

台湾のテレビ局TVBSが先月29日に放送した番組では、中国本土で起業した台湾の若者を取材。そのうちの一人、林伯軒(リン・ボーシュエン)さんへの取材の最中、記者が壁に掲示された紙に「統一」の文字があることに気付き、「『統一』ってこういうところに書いてあるんですね」と尋ねると、林さんは「そうです。こっち(中国本土)は『洗脳』がとても好きで、スローガンが好きな国なんです。これは彼らの国の文化ですから。国が大き過ぎるから、こういう方法を取らないといけないんです」などとコメント。記者がさらに「あなたは影響されていますか?」と尋ねると、「影響?大丈夫だと思います。みんなには『私は台湾人』って言っていますよ」と答えたという。

この発言に、中華統一促進党(中国に近い台湾の政党)の党員・陳志強(チェン・ジーチアン)氏が不満を示し謝罪を要求。陳氏はこのほど、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)のアカウントで林さんの謝罪動画を掲載した。林さんは動画の中で「メディアでの無知な言論によって多くの人を不快にさせてしまし、申し訳ございませんでした。ここに深くお詫び申し上げます。もう一度チャンスをください」などと謝罪している。陳氏はツイートの中で「伯軒、この事件を通じて君がもっと中国本土を好きになり、もっと両岸(中台)の歴史を理解すると信じているよ」などとメッセージを送っている。(翻訳・編集/北田

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