警察もビックリ!窃盗犯の家に8冊のノート、記されていたのは…―中国

Record China    2018年5月30日(水) 1時0分

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29日、看看新聞網によると、中国広東省広州市で、窃盗容疑がかけられた男の自宅から思わぬものが発見された。

2018年5月29日、看看新聞網によると、中国広東省広州市で、窃盗容疑がかけられた男の自宅から思わぬものが発見された。

記事によると、今年3月、広州市天河区のデパートの酒店で窃盗事件が発生。監視カメラの映像には、マスクをした男が工具を使って店内に侵入し、酒やたばこなどの商品を持ち去る様子が映っていた。警察は、映像から男がカツラを被っていると判断。男が犯行後、長い距離を歩いていることなどから、警戒心が強いと推測した。集められた大量のデータから、男が住んでいる可能性が高い建物を割り出した。付近を張り込んでいると、体型や服装がよく似た男が出てきたため身柄を拘束した。

男は22歳の程(チェン)容疑者。当初、犯行を否定していたが、家からは犯行当時着ていたとみられる衣服やマスク、カツラなどが見つかった。そして、犯行を決定付けたのが表紙にでかでかと「後世に伝える宝」と書かれたノート8冊。そこには、「どうやって窃盗に入るか」などの窃盗の「奥義」が記されていた。警察によると、程容疑者はネットで検索した情報に自らの発想を加えた窃盗マニュアルを作成し、ノートに記録していた。中には、警察に捕まった後にどのように対応するかといった方法まで記されていたという。

本人の供述によると、程容疑者は両親が離婚した後、父の後妻とケンカをして家出。所持金がなく、部屋を借りるために窃盗に及んだ。4年前から犯行を繰り返し、余罪は50件に上ると見られている。警察は「彼は研究熱心で、すべての犯行について事細かに記録しています。他の窃盗犯と比べると『専門家』ですね」と驚いているという。

ネットユーザーからは、「こらえきれずに笑っちゃったよ」「逆にそのノートが犯罪の証拠になったな」という声や、「勉強もこれくらい頑張っていたら…」「なぜその能力を正しく使わない?」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田

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