<中国・珠玉の景観>“神の住む家の庭園”― 新疆ウイグル自治区

Record China    2007年2月25日(日) 13時1分

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少数部族のトワ人が住む、新疆ウイグル自治区の禾木村。“神の住む家の庭園”と称され、自然に溶け込んだ趣のある住居が美しい景観を織りなす。

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新疆ウイグル自治区アルタイ山の山奥にある禾木村カナス地区、ここはモンゴル族の流れを組む1部族トワ人の集落だ。“神の住む家の庭園”と人々に称され、2005年の「中国国家地理」誌では中国で最も美しい6つの古い村落のひとつに選ばれた。

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禾木村は中国でわずかに残された3つのトワ人の村落のひとつ。約1800人の人口のうち、約1400人がトワ人で占められている。400年来、トワ人の集落は完全な形で保存されており、氏族・血縁の意識は今でもトワ人の間で大きな影響力を持っている。

後ろに山をひかえ、湖に面した形になっている情趣に富むトワ人の家屋は、自然の景観に見事に溶け込み、神秘に満ちた「生きた絵巻物」の中で欠くことのできない一景となっている。

今ではトワ人たちは地元の観光資源を生かし、冬の競馬大会などのイベントを開催して積極的に観光業の発展に取り組んでいる。

中国・珠玉の景観シリーズでは、今後も中国の人と歴史、自然が作り出した美しい名所の写真を、説明付きでお届けしていく。(編集・佐々木康弘)

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