深い信頼が一転、カネがらみ?で激しい憎悪に=英国人を殺害した薄熙来夫人の心中―米メディア

Record China    2012年4月18日(水) 11時36分

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薄熙来(ボー・シーライ)前重慶市委書記更迭の引き金となった英国人ニール・ヘイウッド氏殺害事件の謎が次第に明らかになりつつある。写真は2004年、両会に参加した薄熙来・商務部部長(当時)。

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薄熙来(ボー・シーライ)前重慶市委書記更迭の引き金となった英国人ニール・ヘイウッド氏殺害事件の謎が次第に明らかになりつつある。2012年4月16日、米ラジオ局ボイスオブアメリカが伝えた。

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ロイターの報道によると、薄前書記の妻・谷開来氏は海外送金をヘイウッド氏に依頼した。あまりにも多額だったため、ヘイウッド氏はより多くのリベートを要求。消息筋によると、脅迫するような言動もあったという。この送金問題で谷氏は怒り、殺害を決めたと報じている。

たんなる経済的な利益だけではなく、感情的な問題もあったと記事は指摘している。ヘイウッド氏は1990年代初頭から中国に滞在しており、薄前書記が大連市市長時代には家族ぐるみでの付き合いもあった。忙しい夫と次第に疎遠になっていく中、谷氏にとってヘイウッド氏は、男女の仲ではなかったものの信頼のおけるパートナーだった。送金事件での決裂により、深い信頼は一転して激しい怒りへと変わり、毒殺という激しい報復へと発展することになったもようだ。(翻訳・編集/KT)

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