中国人のおかげでアフリカが「世界の工場」に?―露メディア

Record China    2018年6月1日(金) 8時50分

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30日、参考消息網は、露メディア・RIAノーボスチが掲載した「中国人のおかげでアフリカが『世界の工場』になるだろう」との文章を取り上げた。資料写真。

2018年5月30日、参考消息網は、露メディア・RIAノーボスチが掲載した「中国人のおかげでアフリカが『世界の工場』になるだろう」との文章を取り上げた。

記事によると、文章は「09年から中国はアフリカ諸国の主な貿易パートナーとなり、14年の貿易額は2200億ドル(約24兆円)に達した」とするデータを紹介。さらに「投資や貸し付けでも中国は先頭に立っている」と説明し、17年のデータとして「中国アフリカ発展基金の事業枠組みだけでトラック1万1000台、エアコン30万台、冷蔵庫54万台、テレビ39万台、セメント160万トンをアフリカで生産。自国市場のほか、中国やその他の国々に出荷された」と指摘している。

また、「アフリカ諸国で建設中または稼働中の工業パークは100カ所に上り、16年末までに鉄道5756キロ、道路4335キロ、港湾9カ所、空港14カ所、発電所34カ所が建設された」とのデータを示し、「中国のアフリカに対する支援は米国を超えたが、これは必要なことなのだ。新たな工業化が進むアフリカはグローバル化された中国経済とつながっており、それは中国の大部分の生産部門が現地に移されるまで続く」と説明。欧州諸国による植民地化を経たアフリカ社会に西側のスタイルが根付かなかったことを挙げた上で、「中国はアフリカの人々の本質を変えようとはせず、彼らを理解しようとしたのだ」と論じたという。(翻訳・編集/野谷

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