Record China 2012年4月19日(木) 7時48分
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17日、コカ・コーラの中国工場で消毒用の塩素が製品に混入し、すでに市場に出回っているとの情報が、工場従業員の供述として報じられた。
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2012年4月17日、コカ・コーラの中国工場で消毒用の塩素が製品に混入し、すでに市場に出回っているとの情報が、工場従業員の供述として報じられた。人民日報の報道。
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事件が発生したのは、山西省太原市高新技術産業開発区にあるコカ・コーラ中国の製造工場。生産ラインの配管を改造後、塩素を含む消毒用水が9ロット12万個(2021年2月生産)に混入したという。
17日午後、コカ・コーラが全額出資する子会社コカ・コーラボトリング中国(BIG China)の公式ミニブログで「先日より流布している、『従業員による暴露』とされる深刻な生産ミスの件について、調査の結果、事実ではないことが判明した。弊社工場を出荷する製品はすべて厳格な品質管理システムの検査を経ているもの。国家の関連法規にも即しており、安全・安心である。誤報を流した人物には司法的責任を追及したい」と発表した。なお、この件に関し、問題の工場では外部からの会社訪問は受け付けず、広報担当に電話を入れても応対がない。
同日、省質量技術監督局も動いた。関係部門で連携して問題の工場を訪問し、製品のサンプル検査などを行った。問題の製品が生産されたとされるロットからは、7万6000個が省内市場に出ており、4万4000箱が在庫として残っていた。これはすでに差し押さえられている。
肝心の製品検査についてだが、飲料に含まれる塩素の検出は、水道水に対して行うものとは難易度が異なり、結果が出るまでには少し時間がかかる模様だ。(翻訳・編集/愛玉)
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