<サッカー>完敗の西野ジャパン、敵将だけでなく中国ネット民からも同情される

Record China    2018年5月31日(木) 17時20分

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サッカーのロシアW杯開幕まで2週間と迫る中、西野朗監督新体制での初陣となった30日のガーナ戦。0-2と完敗した日本に対し、敵将のジェームス・アッピア監督が試合後の記者会見で、日本を気遣う発言をしたことが中国でも話題になっている。写真は日本代表ユニホーム。

2018年5月31日、サッカーロシアワールドカップ(W杯)開幕まで2週間と迫る中、西野朗監督新体制での初陣となった30日のガーナ戦。0-2と完敗した日本に対し、敵将のジェームス・アッピア監督が試合後の記者会見で、日本を気遣う発言をしたことが中国でも話題になっている。

中国のスポーツメディアの新浪体育は30日、日本メディアの報道を引用し、アッピア監督が、試合のボール支配率は日本が58%、ガーナが42%だったことについて「今日の試合は非常に難しい試合だった。戦術的にも厳しかった。日本はボールをよく支配していたし、よく動いていた。ただ、守りが弱かった」とし、「W杯前の試合で勝つことが重要ではない。負けた方がよい場合もある。ミスをしておけば本番ではミスを繰り返さずに済む」などと日本を気遣う発言をしたことを伝えた。

これについて、中国のサッカーファンからは「アフリカのプレーヤーは身体能力に優れている。中国リーグでプレーする何人かの選手がその代表だ。彼らが本気を出したというだけのこと」「日本はガーナに勝てないが、中国はそんな日本にも勝てない」「中国がガーナと試合したら0-5でも済まないかも」など、完敗した日本に同情的な声が寄せられていた。

また、「負けはしたが、日本は試合をコントロールできていた。選手間のコンビネーションも悪くなかった。悲観する内容ではない」「日本サッカーはアジアの誇り。W杯の常連で、この20年、1度も本大会に出場できなかったことはない。これまでに2度、グループステージ(GS)を突破して16強入りした。GSで敗退した大会でも、少なくともゴールは決めている」など、本番での躍進を期待する声もあった。(翻訳・編集/柳川)

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