墓から読み取る歴史の片りん、宋朝時代の合葬跡発見―江西省上饒市

Record China    2012年4月19日(木) 15時3分

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18日、中国・江西省上饒市徳興の山で墓と思われる4つの穴が見つかった。墓は宋朝時代のものと思われ、墓の主人とその妻、そして妾2人の合葬の可能性が高いという。

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2012年4月18日、中国・江西省上饒市徳興の山で墓と思われる4つの穴が見つかった。上饒人民広播電台のニュースサイトが伝えた。

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墓は宋朝(960年〜1279年)時代のものと思われ、墓の主人とその妻、そして妾2人の合葬の可能性が高いとのこと。

専門家によると、古代権力を持っていた男性は3〜4人の妾を囲うことが一般的で、生前に自分と妻及び妾の墓を建て、死後一緒に埋葬されていたという。

発見された墓は、作りが雑なためとても権力者のものとは考えにくいが、合葬されたのが妾だとすると、一時は妾を2人も囲むほどの権力があったと推測される。

そのため、この墓の主は生前かなりの権力者だったが、晩年一族が衰退したことにより、墓は粗雑なものになったとみる専門家もいる。また、宋朝時代のもので、この規模の合葬は同市ではまれな発見だという。(翻訳・編集/内山)

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