Record China 2018年6月1日(金) 11時50分
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5月31日、中国外交部は定例記者会見を開き、華春瑩報道官が米国に対して発した言葉が支持を得ている。
2018年5月31日、中国外交部は定例記者会見を開き、華春瑩(ホア・チュンイン)報道官が米国に対して発した言葉が支持を得ている。
同日の会見で、「5月30日、米国の太平洋軍の名称が『インド太平洋軍』に変更したとの発表があり、司令官もハリー・ハリス氏に代わり、フィリップ・デービッドソン前艦隊総軍司令官が任命された。同日の指揮権限の移譲式典でハリス氏は、『米国や同盟国、パートナー国による関与がなければ、中国はアジアでの覇権を握る夢を実現させるだろう』と発言し、長期的に見ると中国が米国にとって脅威であるとの認識を示した。これに対してどんな考えがあるか」との質問があがった。
これに対し華報道官は、「(米国の太平洋軍の名称変更について)名称をどのように変更しても、米国はアジア太平洋地域において同地域の安定と発展にプラスとなる態度を持ち責任を果たすべき。(ハリス氏の発言について)米軍関係者の発言は、自身の考えで他人の考えを推測した典型にすぎない。覇権を握ることに夢中になっている者は、他人が自身の覇権を狙っていると考える傾向にある。何度も表明しているが、中国の発展はいかなる国の脅威ともならない。どれほど発展しても中国は永遠に覇権を握ろうとは考えておらず、拡張もしない。米国は果たして、中国と同じような宣言を世界に向けて発することはできるのか?」と返答した。
華報道官の発言を受け、ネットでは「華報道官の回答がますます好きになった」「名称が変わっても米国の『永遠に世界を支配する』目的は変わらない。中国のみならず、日本やインド、欧州など、米国を超越する可能性がある存在は、米国にとって脅威であり米国は手段を選ばずに排除する」「中国は誰も支配しないし、誰からも支配されない」と支持する声が多く寄せられた。(翻訳・編集/内山)
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