Record China 2018年6月4日(月) 6時50分
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2日、毎日科技網は、運転手がいない未来が最初に出現するのは米国や日本ではなく中国だとする記事を掲載した。資料写真。
2018年6月2日、毎日科技網は、運転手がいない未来が最初に出現するのは米国や日本ではなく中国だとする記事を掲載した。
記事は、米フォーブス誌の記事を引用。「運転手がいない未来は、米国や欧州、日本で最初に出現するのではない。中国は自動運転技術の分野でまだ最先端を行っているわけではないが、将来的に自動運転の主流国となる」と伝えた。
その理由の1つとして「経済面でのニーズ」を挙げた。「交通問題は、中国人の日常生活の質や生産力、商品・サービスの流通効率に影響を及ぼしており、経済成長の足を引っ張っている。自動運転技術は、こうした問題解決に力を発揮する」とした。
2つ目の理由は「消費者のニーズと受容性」だ。中国では中流階級が増加しており、購買意欲が高いほか、「中国人の新技術に対する受容性の高さは驚くべきものがある。調査によると、中国人ドライバーの自動運転に対する信頼度は、米国やドイツの2倍だった」と伝えた。
3つ目の理由は「技術」だ。「自動運転技術の多くは西側から来ているが、中国は今まさに追いつこうとしており、すでに強大な技術システムを有している」という。
4つ目の理由は「資金と人材」だ。「中国は、米国のスタートアップ企業支持者という地位に近づきつつある」と記事は指摘。中国の科学技術創業者は資金に不足していないという。また、「中国では毎年、米国の2倍の大卒者を輩出しており、科学、技術、工学、数学の分野の卒業生は米国やインドを超えている」と指摘。人材が豊富であることを強調した。
5つ目は「政府の意思、監督、倫理」だ。「中国は世界のどの国よりも素早く大規模に行動できるため、行動したいと思えばいつでも望む結果を得られる」と論じた。(翻訳・編集/山中)
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