2012年4月21日、世界銀行のレポートで、香港人が世界で最もセックス回数が少ないことが分かった。台湾NOWnewsが伝えた。

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女性の出生率もわずか1．04人。レポートは経済的な問題や仕事のプレッシャー、狭い居住空間がセックスの回数を減らしている主な原因だと指摘した。香港大学家庭研究院のエミール・ング（呉敏倫）教授も、「香港人は世界で最もセックス知識が乏しい民族だと言われている。その原因の1つはセックスを楽しむ場所がないことだ」と話している。

香港は土地が狭く人も多いため、不動産価格が高い。そのため、若者の多くは狭い家に両親と同居しており、ゆっくりセックスを楽しめる環境にはない。香港城市大学が2011年に36〜80歳の市民1000人を対象に実施した調査によると、香港の夫婦のセックス回数は週に2回を下回る。

香港男性の理想的なセックス回数は週に1．9回、女性は1．6回。これは他の国と比べ、かなり低い。こうした現状を受け、香港性教育会や香港家庭計画指導会がここ数年、香港人にもっと開放的なセックス観を持ってもらおうと、「性生活文化節」を主催している。（翻訳・編集/NN）