Record China 2018年6月5日(火) 7時10分
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4日、中国メディアの観察者網に「日本人が書いた『中国抗日ドラマ読本』を買ってみた」とする記事が掲載された。写真は中国の抗日ドラマのワンシーン。
2018年6月4日、中国メディアの観察者網に「日本人が書いた『中国抗日ドラマ読本』を買ってみた」とする記事が掲載された。
記事が取り上げたのは、岩田宇伯氏の単行本「中国抗日ドラマ読本―意図せざる反日・愛国コメディ」だ。
「読本」は、中国の抗日ドラマ21作品・678話・総上映時間数30180分を収録。そのツッコミどころをスクショで解説し、膨大な登場人物を相関図化し、複雑過ぎるあらすじもフローチャート化して解説するという内容だ。
記事は「中国の民間有志によって翻訳されたことで、メディアでも取り上げられるようになった。抗日ドラマはナンセンスだと(中国の)誰もが感じていた。だが日本人自らが立ち上がり、時には鋭く、時にはユーモラスに、そして正確にわれわれのツッコミどころを突いてくれた」などと紹介した。
その上で、中国のネット上では、「ハハハ」「何だこりゃ!」「(中国は)海外まで行って恥をかいた」などというコメントが並ぶ中、「日本人の資料作成能力はすごすぎる」と感心する声が上がっていたことから、日本のアマゾンで実際に購入し読んでみた感想を記した。
記事は、「抗日ドラマによく登場する勢力についての解説や、抗日ドラマで覚える中国語講座、日本人俳優へのインタビューなどもある。作者は笑いを取るためだけにこの本を執筆したわけではないことがよく分かる」とし、読んだことのない中国の人たちのために細かい分析を加えながら紹介していた。(翻訳・編集/柳川)
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