古代モンゴル族の血を引く、トワ人の新春弓矢大会―新疆ウイグル自治区禾木村カナス地区

Record China    2007年2月26日(月) 12時42分

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新春を祝って弓矢を引く、新疆ウイグル自治区カナス地区の「トワ人」。この大きな弓矢は、身長180cm以上ないと、引けないとのことだ。トワ人が住む地区は、現在の中国にはわずか3地区しか残っていない。

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2007年2月21日、新疆ウイグル自治区アルタイ山の奥にある禾木村カナス地区で、モンゴル族の血を引くトワ人が、弓矢大会を行った。

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現在の中国には、トワ人が住む村はわずか3地区しか残っていないが、この禾木村はその中のひとつである。村の人口約1800人中、約1400人がトワ人である。

この日は村人全員が見守る中、弓矢大会が行われていた。若者たちは競技に挑戦しようと張り切っていたが、弓は2.5m、矢は1.2mととても大きく、身長180cm以上の体格を持たないと、引くことができないという。

トワ人にとってこの弓矢大会は、新年を祝い、そしてまた草原で遊牧民として生きてきた先祖を祭る意味を持つ、大切な行事である。(編集・饒波貴子)

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