2012年4月25日、新京報によると、現在中国には刑務所が681カ所設けられており、収監中の囚人は164万人、刑務官を務める人民警察官は30万人に上る。中国国務院から委託を受けた司法部の呉愛英（ウー・アイイン）部長が24日、全国人民代表大会常務委員会で報告した。

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2007年、司法部はすべての刑務所で設備のデジタル化を決定し、現在28省・区・市の監獄管理局がネットワークによる連携が整備済みとなっているほか、全刑務所の7割に緊急指揮センターやスマートアラームシステムなどが設けられ、8割で映像による監視システムが配備されている。

刑務所のシステム改革が司法体制の重要課題に挙げられたのは2004年。改革が進められたが、2011年の刑務所システム政府割当金の総額は改革前の2002年と比べて約240％増加。政府割当金が刑務所運営の経費に占める割合は87．9％に上り、刑務所の生産・経営による収入に依存してきたこれまでの状況が改善された。（翻訳・編集/岡田）