Record China 2018年6月6日(水) 12時20分
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6日、韓国・東亜日報は、北朝鮮南西部の黄海北道で4月22日夜に発生した、中国人観光客32人が死亡、2人が重傷を負ったバス事故の責任者が処刑されたと報じた。資料写真。
2018年6月6日、韓国・東亜日報は、北朝鮮南西部の黄海北道(ファンヘブクト)で4月22日夜に発生した、中国人観光客32人が死亡、2人が重傷を負ったバス事故の責任者が処刑されたと報じた。
記事によると、北朝鮮内部消息筋は、人民軍所長で金剛(クムガン)開発総会社(KKG)のファン・ヨンシク総社長とKKG政治局長ら4人が銃殺されたと明らかにした。
北朝鮮最大の外貨稼ぎの会社として知られるKKGは、北朝鮮内のタクシーと高速バス事業を掌握する軍部所属の企業。4月22日に事故を起こしたバスはKKG所属で、当時バスには「抗美援朝(朝鮮戦争を指す)勝利65周年記念革命(紅色)団」が乗っていた。悲報を受けた北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は事故翌日の午前6時、平壌(ピョンヤン)の中国大使館を訪問し、25日には平壌駅に出向き中国人らの遺体を載せた搬送専用列車を見送るなど、最高水準の礼を尽くしていたという。
この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「事故の責任が銃殺だなんて…。こんな国と平和について話ができるのか?」「こんなことをする金正恩のことを、南北首脳会談の時に好意的に捉えている意見があったが、信じられない」「単なる殺人者」「責任者を処刑しても亡くなった人は生き返らない」「本当に恐ろしい国だ」「銃殺は彼の趣味なのか」などの声が上がり、コメント欄は処刑という処置への批判の声で埋め尽くされた。(翻訳・編集/三田)
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