今度は沈まない!豪大富豪が「タイタニック2号」を中国企業に発注=4年後に処女航海へ―中国紙

Record China    2012年5月2日(水) 11時31分

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1日、オーストラリアの大富豪が1912年に沈没した豪華客船タイタニック号を再現させる事業に出資することを明らかにした。4年後の処女航海を予定しているという。写真は中国で販売されているタイタニック号の模型。

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2012年5月1日、新京報によれば、オーストラリアの大富豪クライブ・パーマー氏が4月30日、1912年に沈没した豪華客船タイタニック号を再現させる事業に出資することを明らかにした。4年後の処女航海を予定しているという。

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船名は「タイタニック2号」と名付けられ、初代とまったく同じ規模となる9つのデッキ、840の客室とする予定。歴史専門家からなる時代検証チームが当時のデザイン再現に一役買う。現代版らしく、アスレチックジムやプールも設けられるという。

ただし、今度こそ「沈まない船」とするため、船の造波抵抗を打ち消すためのバルバス・バウを取り付け、ディーゼルエンジン駆動とするほか、最新のGPSシステムや安全設備も搭載される。

すでに、中国国営の長航重工金陵造船所に発注され、覚書も交わされた。2016年の処女航海では初代と同じ英国から北米に向けての航路を予定、中国海軍の艦艇に護衛役を依頼したことも明かされた。

パーマー氏は鉱山業や観光事業などを手掛ける資産家。タイタニック号は1912年、処女航海の途中、氷山に衝突して沈没、1500人以上が犠牲となった。(翻訳・編集/岡田)

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