韓国は平和宣言に慎重、米朝首脳会談での「不測の事態」懸念―米紙

Record China    2018年6月7日(木) 18時20分

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6日、参考消息は、シンガポールで開かれる米朝首脳会談での「平和宣言」発表に対して、韓国が慎重な態度を示しているとする、米メディアの報道を伝えた。資料写真。

2018年6月6日、参考消息は、シンガポールで開かれる米朝首脳会談での「平和宣言」発表に対して、韓国が慎重な態度を示しているとする、米メディアの報道を伝えた。

韓国大統領府は5日、米ホワイトハウスが米朝首脳会談を12日午前9時に行うと発表した数時間後に「わが政府は米朝首脳会談の成功を望んでいる。終戦宣言は、韓国、北朝鮮米国の国際社会における密接な協力のもとで行われる」とのコメントを発表した。

また、韓国大統領府の金宜謙(キム・ウィギョム)報道官は5日、「米朝の相互不可侵問題は、米韓朝による戦争状態終結宣言があって初めて討論できる」との考えを示している。

韓国・聯合ニュースによると、韓国政府は10日前後に10人余りの官僚をシンガポールに派遣し、米朝との接触を図るとともに、米朝会談の進展状況をチェックする予定で、もし米韓朝首脳会談が話に出れば、さらに派遣人員を大幅に増やすという。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナル電子版は4日、「韓国は米朝首脳会談での平和宣言発表に対し慎重な態度を見せている。これは、12日の会談までに残された時間が少なく、今回の会談での共同声明は象徴的な意味合いが大きいとみているからだろう。また、中国がシンガポール入りしないこと、さらには米国が再び突然会談キャンセルを宣言するという不測の事態を避けるといったことが、韓国政府の態度を慎重にさせているとの分析もある」と伝えている。(翻訳・編集/川尻

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