走行中のジェットコースター、先頭車両が分離でパニック=負傷者はなし―河北省石家庄市

Record China    2012年5月3日(木) 7時5分

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1日、メーデーの連休でにぎわう中国の行楽地で、走行中のジェットコースターが分離する事故が発生した。

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2012月5月1日、メーデーの連休でにぎわう中国の行楽地で、走行中のジェットコースターが分離する事故が発生した。チャイナフォトプレスの報道。

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事故が起きたのは河北省石家庄市の石家庄植物園。1日午後、満員の16人を乗せたコースターは、360度のループに差しかかると突如減速。ゴロゴロと音が鳴ったかと思うと、先頭車両が分離した。先頭車両はそのまま後続車両を置いて5〜6メートル前進。幸運なことに、コースターが止まった場所は地面から3メートルほどの比較的低い位置で、乗客の頭もすべて上を向いた状態で停止したため、転落者やけが人は出なかった。驚いた乗客は恐怖でパニックを起こしたものの、すぐに駆けつけたスタッフが順に降車させ、はしごを伝って無事に地上へ戻った。コースターは現在、運行停止となって封鎖されている。

石家庄植物園の責任者の説明では、コースターの走行中にゴロゴロと異常な音が鳴ったため、スタッフが急きょ運転を停止したものだという。各車両の安全装置が作動して車輪がロックされ、逆走を防ぐ仕組みになっているが、停車する際にかかった圧力に耐え切れず、先頭車両と2両目の連結部が外れてしまったものと見ている。コースターは頻繁に定期検査を行っており、メンテナンスは万全だったとのこと。現在は、園内のすべての遊具に安全検査を行っている最中。コースターは河北省特殊設備監督検査院軌道遊戯設備検査センターに送られ、1カ月の検査・修繕が行われるという。(翻訳・編集/愛玉)

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