中国初の空母ワリャーグ、5回目の試験航行から無事帰港―中国

Record China    2012年5月3日(木) 14時2分

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4月30日、中国初の空母「ワリャーグ」が5回目の試験航行を終了し、濃霧の大連港に帰港した。

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2012年5月1日、法制晩報によると、中国初の空母「ワリャーグ」が4月30日、5回目となる試験航行を終えて帰港した。

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「帰ってきたぞ!」現地時間30日午後1時頃、大連港に集まった多くのミリタリーマニアたちが一斉に叫んだ。海上に立ち込める深い霧の中からゆっくりと姿を現したワリャーグ。その周りを3隻の巡視船と6隻のタグボートが取り囲んでいる。軍港ではなく一般港の大連港には常に100隻以上の船舶が停泊あるいは航行しているため、ワリャーグの速度は極めて遅い。姿が現れてから港内に入るまで、たっぷり1時間を要した。空母が港に近づくにつれて、あちこちで爆竹が鳴り響いた。

遼寧省海事局が事前に通達した航行警告によると、現地時間4月19日午前8時から4月29日午後6時まで、渤海北部の関連水域で軍事任務が行われることになっていた。しかし、実際に空母が出港したのは20日だったため、帰港は予定より1日遅れの30日となった。今回の試験航行では、着艦阻止ケーブルや甲板上での戦闘機の移動に使用する小型けん引装置などのテストのほか、空母艦載機の離着陸テストが行われたものとみられる。(翻訳・編集/本郷)

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