Record China 2012年5月4日(金) 17時42分
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2日、新浪科技が発表した「2012年中国ネットショッピング消費者調査報告」によると、2011年のネットショッピング市場規模は前年比72.9%増の8090億元を突破した。写真は仕分けを待つネットショッピングの商品。
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2012年5月2日、新浪科技が発表した「2012年中国ネットショッピング消費者調査報告」によると、2011年のネットショッピング市場規模は前年比72.9%増の8090億元(約10兆2743億円)を突破、中国国内の小売総額の4.4%を占める。ネットショッピング利用者数は2億1200万人、ネットユーザー全体の41.5%に達している。
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調査対象となった30都市のシェアは、タオバオ(淘宝商城から改名した「天猫」を含む)が68.1%、京東商城、拍拍網(パイパイ)がそれぞれ3.2%、2.9%で後に続いている。北京・上海・広州・深センの消費者はネットショッピングの選択肢が豊富なため、タオバオのシェアは他都市よりも大きく下がっている。
ネットショッピングではファッション系通販の成長が著しく、2011年の市場規模は2670億元(約3兆3909億円)、全体の前年比成長率を20.6%上回る93.5%という驚異的な伸びを見せた。
アパレル各社が天猫をはじめとするオンラインショッピングモールに旗艦店を続々と開設していることが、ファッション系ネット通販高成長の原動力となっている。
「ネットショッピングとウインドウショッピング、どちらが楽しい?」というアンケートに対しては、「ネットの方が楽しい」という回答が32.5%、「ウインドウショッピングが楽しい」という回答が32.9%と、両者はほぼ拮抗している。一方で、ネットショッピングの満足度は実店舗での買い物に劣るという回答も増加している。共同購入サイトやその他ネットショッピングサイトの急増による苦情の増加が原因とみられている。(翻訳・編集/岡本悠馬)
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