「もうおねがいゆるして」=亡くなった結愛ちゃんが残したメモ、中国ネットも反応示す

Record China    2018年6月8日(金) 11時20分

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8日、親から虐待を受け、その後亡くなった船戸結愛ちゃんがノートに「もうおねがいゆるして」と書き記していたとのニュースに、中国のネットユーザーが怒りや悲しみのコメントを寄せている。資料写真。

2018年6月8日、親から虐待を受け、その後亡くなった船戸結愛ちゃん(5)がノートに「もうおねがいゆるして」と書き記していたとのニュースに、中国のネットユーザーが怒りや悲しみのコメントを寄せている。

環球時報は7日、日本の報道を引用する形でこのニュースを報じた。敗血症で3月に亡くなった結愛ちゃんの体重は同年齢の子どもの平均より約7キロ少ない12キロで、体にはあざがあった。警視庁は、結愛ちゃんの両親が十分な食べ物を与えず、暴行などを受けた結愛ちゃんが衰弱した後も病院に連れて行かなかったと見ている。両親は保護責任者遺棄致死の疑いで6日逮捕された。

記事は、結愛ちゃんが書いた文章の「もうおねがいゆるして。ほんとうにもうおなじことはしません。ゆるして。きのうぜんぜんできてなかったこと、これまでまいにちやってきたことをなおす。これまでどんだけあほみたいにあそんだか。もうぜったいぜったいやらないからね。ぜったいやくそくします」という部分を掲載し、「幼い文字で書かれたこの文章は全ての人の心を刺した」と事件の悲惨さを指摘した。

記事に対して中国のネットユーザーからは「自分の子を虐待するなんて理解不能」「結愛ちゃんは全然悪くない。だから謝る必要なんてないんだよ」「子どもの虐待なんてなくなりますように。愛されることで他人を愛することを学んでほしい」「次はきっと優しいお父さん、お母さんに巡り合えるよ」「体罰やネグレクトが正しいと思っている親には現代人としての知識を持ってほしい。こうした親の行為は子どもの体以上に、その心を傷付けている」などの声が続々と寄せられている。(翻訳・編集/野谷

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