Record China 2012年5月7日(月) 7時7分
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4日、中国の流動人口の92%以上が流入地のコミュニティーの一員として認められたいと希望している。写真は福建省の建設現場で働く労働者。
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2012年5月4日、人民網日本語版によると、中国国家人口・計画生育委員会とドイツ連邦経済協力開発省(BMZ)の共同主催、ドイツ国際協力公社(GIZ)の協催による「人口への挑戦・社会との融合国際シンポジウム」が3日、北京で開催された。専門家は、都市に移り住む農村人口の増加に伴い、流動人口の社会との融合に関する問題が日ごとに顕著化していると指摘した。
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国家人口・計画生育委員会の崔麗(ツイ・リー)副主任は、「中国では現在、過去に類を見ないほど大規模な人口の流動化が進んでいる」と指摘。2011年の全国流動人口は2億3000万人に達し、総人口の17%を占めるまでとなった。
同委員会流動人口服務管理司の王謙(ワン・チエン)司長は、「社会との融合」という点から見た流動人口の特徴として、以下の3点を挙げた。(1)安定性が高まった。配偶者、子女、両親ともども都市に移り住むケースが7割近くを占め、過半数が流入地で3年以上居住している(2)社会保障制度への加入率が少しずつ上昇している。労災保険と失業保険への加入率がほぼ安定を保っているほか、2011年、養老保険、医療保険、学資保険への流動人口の加入率は軒並みやや上昇した(3)流動人口子女に対する義務教育の実施状況はかなり良好。7−12歳の流動人口子女の小学校入学率は96%に達した(4)「流入先の社会に溶け込みたい」という流動人口の願望はかなり強い。流動人口の92%以上が、流入地のコミュニティーの一員として認められたいと希望している。(編集/TF)
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