米総領事館職員の異常な音による健康被害、中国メディア反発「自らの原因調べるべき」

Record China    2018年6月9日(土) 12時50分

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8日、環球時報(電子版)は、中国の広東省広州市の米総領事館職員が原因不明の異常な音声による健康被害を訴えた問題で、「米国は自分たちで原因を調べるべきだ」と非難する社説を掲載した。資料写真。

2018年6月8日、環球時報(電子版)は、中国の広東省広州市の米総領事館職員が原因不明の異常な音声による健康被害を訴えた問題で、「米国は自分たちで原因を調べるべきだ」と非難する社説を掲載した。以下はその概要。

中国外交部はこのほど、米国の訴えについて「詳しく調べたが原因は分からなかった」と説明した。米国の主張には奇妙で、うさんくさい点が多い。中国が米国の外交官を攻撃するのは中国の基本外交理念に即しておらず、まったく不可思議な話だ。米国が主張する健康被害の物的証拠も残っていない。

世界各国の外交官が中国に駐在しているが、米国以外に同様の被害を訴えているケースはない。米国の医学は世界の最先端を走っているのだから、自分で原因を調べるべきではないか。また、ほかの国の外交官に同じ症状が出ていないのだから、被害を訴えた外交官の精神的な問題ではないか。警戒が厳重な領事館が攻撃されたのは、自国の警備システムに問題があるのではないか。

米メディアの今回のような報道は中国のイメージを傷つける。米国政府はあおりをやめ、中国の立場を尊重すべきだろう。(翻訳・編集/大宮)

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