西太平洋でセシウム、ストロンチウムを検出=福島原発事故の影響明らか―中国国家海洋局

Record China    2012年5月6日(日) 15時56分

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4日、中国国家海洋局は、西太平洋海洋環境放射性物質観測調査の結果を発表した。福島原発事故の影響は明らかだという。写真は北京市密雲ダムの水質検査装置。

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2012年5月4日、中国国家海洋局は、西太平洋海洋環境放射性物質観測調査の結果を発表した。福島原発事故の影響は明らかだという。5日、人民網が伝えた。

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昨年11月28日から12月27日にかけ、国家海洋局は西太平洋で2回目の調査を実施した。通常ならば海には含まれていないセシウム134がサンプルの81%から検出されたほか、すべてのサンプルからセシウム137やストロンチウム90が検出された。

セシウム137の最高含有量は事故前平均値の48倍に達している。また海洋生物の調査も実施されたが、イカからは事故前の21倍のセシウム137、3.1倍のストロンチウム90が検出されている。今後も中国国民の健康と安全を守るため、中国国家海洋局は調査を続ける方針だ。(翻訳・編集/KT)

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