中国、エネルギー消費の3分の1が非省エネ住宅によるものだった―ドイツ紙

Record China    2012年5月9日(水) 9時17分

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7日、ドイツの経済紙は、中国では断熱性や保温性の低い住宅が中国全体のエネルギー消費の3分の1を占めていると報じた。写真は中国の住宅に設置されている暖房装置。

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2012年5月7日、ドイツの経済紙フィナンシャル・タイムズ・ドイチュラントによると、中国では断熱性や保温性の低い住宅が中国全体のエネルギー消費の3分の1を占めている。新華社通信(電子版)が伝えた。

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記事は、中国の住宅のエネルギー効率は欧米と比べて2〜3倍悪く、そのせいで、中国政府が掲げるエネルギー消費量削減目標の実現性が危ぶまれていると指摘する。こうした住宅が消費するエネルギーは中国全体の3分の1を占めるという。

なんとか現状を改善しようと、中国政府は新築住宅のエネルギー効率を1980年代より65%引き上げることを義務付けたほか、2015年までに北京だけで計3000万平方メートル分の省エネ住宅を建設するとの目標を打ち出した。

また、2004年から始まった中国住宅・都市農村建設部とドイツの合作プロジェクトで、窓ガラスを二重構造にし、内側に開くタイプにするだけで部屋の温度が6度も上がることが証明された。省エネ住宅の建設コストは通常の5〜8%高いため、普及はなかなか進まないが、その分、効果はかなり期待できるという。(翻訳・編集/NN)

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