Record China 2012年5月9日(水) 7時23分
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7日、サウスチャイナ・モーニング・ポストは、「盲目の人権活動家」陳光誠氏の脱出を手助けした何培蓉氏にインタビューを行った。写真は何培蓉氏。
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2012年5月7日、サウスチャイナ・モーニング・ポストは、「盲目の人権活動家」陳光誠(チェン・グアンチョン)氏の脱出を手助けした何培蓉(ホー・ペイロン)氏にインタビューを行った。
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山東省臨[シ斤]市の自宅を脱出した陳氏からの電話を受けた何氏は、北京から車で6時間かけて山東省に到着した。山東省に入ってからも、安全な場所に身を潜めていた陳氏に会うまでに数時間を要した。やっとのことで再会を果たした陳氏は、何氏の手を握りしめて「本当に君なのか」と尋ねた。
逃亡中の陳氏には数多くの協力者がいた。何氏は「陳氏に会ったこともない人もたくさんいて、恐れながらの協力だったが、誰一人として彼を当局に差し出そうとはしなかった」と語った。
何氏は、具体的な名は伏せつつも、少なくとも6人が陳氏の逃亡に協力していたことを明かした。陳氏を山東省から北京へ連れて行ったメンバーには北京在住の学者・郭玉閃(グゥオ・ユーシャン)氏も含まれていたという報道もある。
記者の「なぜ陳光誠氏の件に関心を持つようになったのか」という質問に対し、何培蓉氏は「陳光誠さんの境遇を見るに見かねたのです。特に彼が昨年2月、ネット上にアップロードした助けを求める映像に心を打たれました」と語った。
何氏は2011年1月以降6度にわたって山東省臨[シ斤]市東師古村の陳氏一家を訪ねたが、面会は許されなかった。挫折するたびに状況の深刻さを思い知ったが、何氏は「ますます陳光誠さんの境遇の厳しさを意識するようになった」と語った。
自身が海外メディアの注目を集めることは予想していなかった何氏は、「自分が活動家になったのもまったくの偶然だった。少し休んで、これからのことを考えたい」と語った。現在は民間団体やボランティア活動に関心を持っているという。
何氏は、「もっとたくさんの人が立ち上がって本心を語るようになれば、社会変革への希望と可能性はさらに大きくなるはず」と語った。(翻訳・編集/岡本悠馬)
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