2012年5月7日、中国外交部の傅瑩（フー・イン）副部長は、フィリピンのアレックス・チュア臨時代理大使と会見。フィリピンが問題を拡大させたと非難した。8日、国際在線が伝えた。

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4月10日から始まった南シナ海・スカボロー礁（黄岩島）での中国とフィリピンのにらみ合い。1カ月近くがたった現在でも緊張状態が続いている。傅副部長は「先月、2度に渡り会見し、冷静になって事態を拡大することのないようにと申し入れた。だがフィリピンは現在犯している重大な過ちを認識していない。それどころか事態を拡大させている」と発言。

中国の漁船、巡視船の活動を妨害することのないよう申し入れ、「フィリピンによる事態を拡大させる工作に対応するための各種準備を中国は整えている」と強硬姿勢を匂わせた。（翻訳・編集/KT）