日本に「ゴミ拾い侍」登場!中国人が「フェイクニュースだ」と思った理由

Record China    2018年6月13日(水) 15時20分

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8日、中国版ツイッター・微博で、日本の東京に出現した「ゴミ拾い侍」が紹介され、注目を集めている。資料写真。

2018年6月8日、中国版ツイッター・微博で、日本の東京に出現した「ゴミ拾い侍」が紹介され、注目を集めている。

紹介されたのは、幕末の浪人風の格好をした男性数人が街でごみを拾う様子を撮影した写真だ。これは、チャンバラをメインとした「劇団一世一代時代組」によるもので、普段は役者として活動するかたわら、修行の一貫としてごみ拾いパフォーマンスをしているとのことである。

池袋や銀座といった人通りの多い繁華街に出現し、路上に落ちているごみを次々と拾っていく。刀に見立てた長いトングを華麗に振りかざし、拾ったごみをトングでつまみ、背負っている籠に入れて「成敗」するのだ。「塵芥の陣」と称するこのごみ拾いパフォーマンスは、見事な立ち回りの演技が見られるとともに、環境美化へのPR効果もあり、評価を得ている。侍や忍者に興味をもつ外国人からの人気も高そうだ。

中国のネットユーザーからは「刀をさやから抜くのではなくて、トングを脇から抜き出すのがいいね」「環境を守りつつ、武士の精神を伝承する」「みんなイケメンだわ」「日本は本当に、何をするにも中二っぽい雰囲気を出してくるな」「行動よりも、その姿勢が素晴らしい」「ごみ拾いがこんな爽やかに見えるなんて」といった感想を寄せた。

一方で「髪型が武士のちょんまげでないのが残念」「池袋にはいろんな格好の人がいるから、そこまで驚きではない」との声もあった。また「日本ではもともとごみが少ないから、探すのが大変だろうに」「これ、うそだろう。だって日本の街にはごみがないんだから」「フェイクニュースだ。通報せよ」など、日本にはそもそも拾うほどのごみが落ちていないのではなかったのか、との指摘も見られた。(翻訳・編集/川尻

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