孔子や毛沢東の巨大像が各地に続々、観光地の目玉に―中国

Record China    2012年5月11日(金) 17時33分

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9日、中国各地の観光地に巨大な彫像が続々と建てられている。写真は山東師範大学の巨大毛沢東像。

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2012年5月9日、中国各地の観光地に巨大な彫像が続々と建てられている。網易が伝えた。

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河南省魯山県にある世界で最も高い「魯山大仏」(別名:中原大仏)は米ニューヨークにそびえたつ自由の女神像の約2倍の高さを誇る。このほか、約1200年にわたり世界最大を誇った四川省楽山市にある「楽山大仏」は、世界遺産にも登録されている。

中国には高さ16m以上の巨大彫像が27体あるが、この「楽山大仏」のほか、同じ四川省の自貢市栄県にある「栄県大仏」以外はいずれも近年に作られたもの。観音像はもとより、関帝(関羽)や中国の伝説に登場する炎帝と黄帝、孔子毛沢東と何でもありといった感じだ。

世界に43体ある高さ50m以上の超巨大彫像のうち、中国勢が10体を占める。そのうち、8世紀に作られた「楽山大仏」以外はすべて1990年代以降の作品で、特にこの10年で立て続けに6体が作られた。ほとんどは宗教や芸術的な意味合いとは程遠く、観光地の客寄せ的存在となっている。(翻訳・編集/NN)

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