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9日、中国では前年より、義務課程に書道の授業を導入することが義務付けられた。しかし、これを実施に移すためには“人材”という大きな問題がありそうだ。
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2012年5月9日、中国では前年より、義務課程に書道の授業を導入することが義務付けられた。しかし、これを実施に移すためには“人材”という大きな問題がありそうだ。広州日報の報道。
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2011年秋季、中国教育部は通達を出し、小学校3〜6年生の国語の授業内で週に1度の書道の授業を設けるよう義務付けた。中国の経済発展がようやく落ち着きを見せ始め、欧米追随から自国文化の見直しへとフェーズが移って来たことの証かもしれない。
この通達に先駆けて2006年から書道の授業をとりいれている広東省広州市の龍崗路小学校は、しかし頭を抱えている。同校は、優秀な腕前を持つ児童のみで結成される書道学会を学内に持つなど、書道の教育にはひときわ力を入れてきた。
頭を抱える原因は教師の不足。子どもたちに教える先生が圧倒的に足りず、せっかくの教育方針も空回りしているのだ。すべての児童に週1回の授業を受けさせるだけの人材が確保できないため、あらかじめ録画した“お手本ビデオ”で代用することもあるとか。(翻訳・編集/愛玉)
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